2021-07-06
樹齢1200年 大楠のパワー@志々島(香川県三豊市)
志々島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島。ここに樹齢1200年の大楠があります。大楠に会いに久しぶりに島を訪れました。
志々島は香川県三豊市の宮の下港から船に乗って20分で着きます。
古い民家が立ち並ぶ狭い路地を抜け、丘を越えると大楠が待っていました。
地中に埋まった幹から伸びた枝が、大きな手を広げるように伸び、今も成長を続けています。5年前に初対面した時は、大楠に包まれている気分になり、なぜか涙があふれたことを思い出します。今回も幹に触れて、パワーをいただきました。
そこから森の中を少し歩くと、瀬戸内海を望む斜面に、花畑が広がっていました。
かつて花卉栽培が盛んだった「花の島」を復活させようと、地元の人たちが再び花を植えました。「天空の花畑」と名付けられ、4月から6月にかけ、なでしこ、キンセンカ、芝桜も楽しめます。
訪れた時は終わりかけの紫陽花が咲いていました。畑のあちこちにベンチが置かれ、温かい心遣いを感じました。
かつて900人以上いた島の人口は20人程度。たくさんの空き家が島中にあります。
島有志は移住者を増やすため、2015年に志々島振興合同会社を設立。島のしごとを作ることに挑戦しています。
「住民を30人にするのが目標」と代表の北野省一さんは言います。ゲストハウス「きんせんか」に続いて、今年はクルーズツアーを売りだしました。
https://cruising.apage.jp/
志々島、これからも目が離せないです。(治)
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